ゴー宣DOJO

BLOGブログ
ゴー宣ジャーナリスト
2023.11.21 07:00その他ニュース

【ゴー宣ジャーナリスト】関西門下生の現場から(ケアマネ編)

今週スタート、今日が2回目、
ゴー宣ジャーナリストブログ、
応援よろしくお願いします!

 


 

このたび「ゴー宣ジャーナリスト」を拝命しました、だふね です。
ケアマネージャー(以下、文中ではケアマネで統一)を生業にしております。

ケアマネとは、ざっくり説明すると、介護保険を使ってサービスを利用したいと考える人たち(主に高齢者)のお手伝いをする役割です。
利用者本人の心身の状態、生活における困り事などを聴き取り、生じている課題に沿って「今、何が本人に必要か」を見定め、サービス計画書を作り、各サービス事業所との連絡・調整を行います。

例えば、利用者から「一人で外に出れない」「買い物ができない」「人と会えない」「最近よく転ぶ」などの相談を受けたとき、どうするか? ケアマネは「将来的なことも含めて、本人が少しでも安心して暮らせる方法」を考えながら、利用者とともに課題の解決に取り組んでいくのです。

 

さて、話の途中ですが、皆さま、画像にある「3つの品物」を覚えておいてください。

 

ところで、よしりん先生が16年前に出された単行本ゴー宣・暫〈一〉。あとがき「長期展望について語る」を読まれた方はいますか?

え、あちこち話を飛ばすな? ちゃんとした意味がありますので、ご容赦を。

『ゴー宣・暫』のあとは(タイトルを)何にするか、という内容でした。書かれてあることを表にしてみると…↓


死後、周期的に「蘇る」ことまで予定に入っている(笑)

現段階では、『ゴー宣・老骨』には程遠い気が。コッキーよしりんは「頑固なだけで繊細な思想に耐えられないじじい」ではないですものね。

ですが、よしりん先生って、時々生放送などで「何だっけ、アレ?」と、人や物の名前、作品のタイトルなどが思い出せず、果ては違うモノを口に出すことがあります。
それが絶妙におもしろいのですが。放つタイミングも合わさって、すごい威力。これは真似したくてもできません。
例:〇「君たちはどう生きるか」→×「君たちは生きていられるか」

先生の場合、「忘れた」とか「記憶できない」とかいうより、ギャグ漫画家の気質が大きいからだと思いますが…。本当に「ゴー宣・おぼろげ」を描くことになりませんように!

 

はい、ではここで、先程見せた3つの品物の内、2つだけ出します。残り1つは何だったか、思い出せますか?

 

この3点、私が「認定調査」の仕事で使うアイテムです。調査対象者の「短期記憶障害の有無」を知る目安になります。対象者に3点を見せ、覚えておくよう伝えてから隠す。それから他の質問も進め、5分位経過したところで答えてもらう、という寸法です。

【認定調査とは】
介護保険を使えるのは、利用者の状態が「要支援1~2」もしくは「要介護1~5」と7段階のどこかに該当している人のみ。該当か非該当か判定するには市町村による「認定調査」、主治医による意見書が必要。(「要支援1→要介護5」の順に状態が重い。) ケアマネも市町村から依頼を受け、対象者ごとに訪問・面談して調査を行う。

認知症には、程度の差はあるものの大抵は「記憶障害」が伴います。数日から数週間前のことを忘れる、果ては数十年の記憶が時系列も含めて綻び、家族の顔や名前を思い出せないなどの症状が「長期記憶障害」とされ、その前段階で起こるのが「短期記憶障害」です。「数秒から数時間前に起きた出来事」を思い出せなくなると生活に支障が出てくるので、調査上においても重要な項目です。

認定調査にまつわる話の続きは、また次回に。

 

【だふね プロフィール】
昭和48年大阪生まれ。奈良市在住。主婦にして一男二女の母。ケアマネージャー。性格は‟慎重な行動派”‟陽気なペシミスト”(友人評)。コロナ禍が始まると同時に「関西ゴー宣道場設営隊(現・公論サポーター関西支部)」隊長就任。以後現場を持ちながら公論イベントの盛り上げにも尽力。公私ともに濃密な日々を過ごしている。

 


 

【コメント・トッキー】

『ゴー宣・暫(しばらく)』のあとがき、そういや、あったな~そんなの。
『新・ゴーマニズム宣言』のタイトルで10年ちょっとやってきたんで、ここらで心機一転ってことで、毎回のラストの「ごーまんかましてよかですか?」を、歌舞伎「暫」の「しーばーらあぷーううう!」に変えたのはいいけど、毎回歌舞伎の衣装を描くのに手間がかかりすぎて長続きせず、『ゴーマニズム宣言NEO』に変わったんだっけ…
…とか思ってたところで「残り1つは何だったか、思い出せますか?」と言われて、完全に意表を突かれてしまい、え、何だったっけ!? と戸惑って、えーと……あ、時計! てな具合に、ようやく思い出しました。人の記憶って、かなり頼りないものなかもしれません。

ケアマネージャーって、なんか事件やら裁判沙汰やらが起きたとか、あるいは待遇改善が進まず、なり手がいないとか、ニュースじゃあんまりいい話題を聞かないような印象があるけれども(失礼!)、実際の現場はどうなのか?

既存のジャーナリズムには決して出ないような、事実や論点が提示されるかもしれません!
ぜひご期待ください!

 

 

ゴー宣ジャーナリスト

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ